校長あいさつ

校長 野崎 哲司

 

 韮崎高校は昨年創立100周年を迎え、今年101年目の新たなスタートを切ります。校訓「百折不撓」、教育方針「人間を育てる」のもと、普通科及び文理科をもつ峡北地域の伝統校として、学習だけでなく部活動にも励む文武両道を貫き、地域や国内外のリーダーとなる人材を育成しています。

 学習面では、新学習指導要領も年次進行で進み、新たな学習観により資質能力のバランスよい育成が行われるとともに、1人1台端末を活用した授業により、主体的で対話的な深い学びも実践されております。また、文部科学省から指定されているスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)も三期、12年目となり、その学習を通じて思考力や創造力の育成はもちろん、複雑な課題や事象に関心を抱き、その解決方法や仕組みを粘り強く探究する力も磨くことができます。

 特別活動においては、学園祭や修学旅行、強歩大会と言った学校行事を始め、部活動や委員会活動においても、生徒たちは自ら考えて取り組み、粘り強くチャレンジしております。生き生きとしたその姿とともに、成果も各種大会の成績に表れております。

新型コロナウイルス感染症も本年5月には感染症法上の5類に移行されるとのことです。今まで縮小してきた活動も本来の目的を明確にした上で、再開していくつもりです。

 ICTの進歩が私たちの身近にも感じられるようになり、ますます将来の予測が難しい社会となっています。本校の生徒たちが、どのような状況におかれても、校訓「百折不撓」にある「何度失敗しても志を変えない不屈の精神」とたくましい心を持ち、自分の良さを発揮し、社会の発展に寄与できる人材となり得るように韮崎高校はこれからも生徒の資質・能力の育成を着実に行ってまいります。

 今後とも、たくさんの皆様方に温かく見守っていただければ幸いです。御声援よろしくお願いいたします。