5 SSHアドバンス講座(2年生)・・・全5回     SSHトップページへ

アドバンス講座11

燃料電池

平成29年1月20日(金)

 

1年生から続いてきた「アドバンス講座」もいよいよ最後になりました。

韮高のSSHのテーマ。「地域の特性」「次世代エネルギー」に関する講座です。

 

山梨大学は燃料電池研究のメッカで,工学部の応用化学科・クリーンエネルギー研究センター・燃料電池ナノ材料研究センターがあり,充実した研究環境にあります。

    韮崎高校では平成25年度に山梨大学に伺い,平成26年度からは講師の野原先生を本校にお招きして,アドバンス講座「燃料電池」を開催しています。

化学の教科書でも学ぶ燃料電池ですが,その普及には科学的なハードルの他にも乗り越えなくてはならい高いハードルがいくつもあることがわかります。

とはいえ,刻々と深刻になる地球温暖化を打開するための低炭素社会構築のためにも燃料電池の開発と普及は急務であるということも解りました。

科学と社会とのかかわりを深く感じることのできる一連の講座となりました。

科学基礎8

8月26日(金曜日) 

9月2日(金曜日)

9月14日(水曜日)

「ウイルス感染と創薬研究」を正しく理解するための授業が5時間行われました。授業内容は主に次の6つです。

 1 ウイルス感染のパンデミック(SARSを例に)

 2 ヒトが病気にならないワケ(免疫)

 3 ウイルスって何?感染するってどういうこと?

 4 薬剤が効くって?標的分子は蛋白質

 5 HIVの増殖サイクルを学ぶ

 6 蛋白質の研究のしかた

 本基礎授業のねらいは、生命現象の多くはさまざまな蛋白質によって実現されていること、そしてその多様な働きは個々の蛋白質の複雑な立体構造によって決まるというものです。創薬研究は、炎症や感染原因であるウイルス由来の蛋白質を標的にした分子を見つけ、それに結合して標的分子の働きを邪魔する分子を明らかにすることです。最終的にはその分子が「薬」として世の中に送り出されることを学びました。

 実際によく研究が進んでいるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の増殖過程と薬剤標的分子の関係を、英文やCGを使って理解を深めました。さらに蛋白質の立体構造の元となる、20種類のアミノ酸の分子模型を組み立てて、その「でこぼこな感じ」を触って実感させました。

 創薬という応用研究を成功させるためには、ウイルスや蛋白質そのものの研究や免疫による生体の応答という基礎研究なしには実現できないことも学びました。多くの生徒がその点に関する理解を深めることができました

 

免疫の基本 リンパ球の連携プレーについて学ぶ
HIVの増殖プロセスとそこに関わる蛋白質のお話とCG
20種類のアミノ酸を組み立ててみよう!
蛋白質はアミノ酸の長〜いヒモ 立体構造をイメージしました
お薬って何?創薬研究って何をするの?についてDiscussion !
英文の解説を翻訳し、さらに理解を深めました。
蛋白質を捕まえて研究する方法の原理を学びました。
ELISAを使ったウイルス感染ルートの追跡実験!盛り上がりました。

アドバンス講座7

★「水と流域環境」

平成28年6月24日(金)

 CODって何だか知っていますか?正解Chemical Oxygen Demandの略。化学的酸素要求量といいます。何だか難しそう・・・?!そんなことはありません。みなさんの生活にもとても身近な水の汚れの指標なのです。この値が高いと有機物が多く、水が汚れているといえます。今回のアドバンス講座では、山梨大学生命環境部教授 風間ふたば先生から、水の汚れを浄化してくれる活性汚泥(微生物の集団)のことやそのために酸素が大切なこと、そして水の中の酸素の働きを知り、水の汚れと酸素の関係を学びました。CODは、簡単な測定セット(パックテスト)で値を知ることができます。

CODで水の有機物を測定する
活性汚泥を使って実験する風間先生

 

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